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そんで、国王様と王妃さまと俺だけになりやした。
そこに、王女達が来ました。
「父上。ここにいらしたんですか?」
長男がキタよ?
間近で改めて見るけど、三人とも美形だわ。
「あのお父様?こちらの方は?」
そう言って、俺と国王を見る王女様。
はっきり言う。なんか凄く笑顔がうさんくせぇような気がする。
「はじめまして。ルカ・タキザワです。」
まあ礼儀として、挨拶はする。
「私はナタリアです。こちらが、兄のジェイドとアルフレートです。」
まぁ!なんとしっかりした妹様なんでしょ!!
つーか普通この役目兄貴がやるもんだろ?
なんで顔赤くして固まってんだ?風邪気味なのか?
そんなことを思っていると、やがて復活したのか話しかけてきた。
「妹を助けてくれて感謝する。」
最初に口を開いたのは、第二王子のアルフレートだった。
「いえ、当然の事をしたまでですので気にしないで下さい。」
「しかし、美しいな。
なぁ、俺様の女にならないか?」
そう言ったのは、第一王子のジェイドであり、
「断固拒否します。他をおあたりくださいませ。」
と、軽くあしらった。
手厳しいな。とかなんとかつぶやき、肩をすくめて笑ってた。
だが、いきなり二人が跪いておりました。
「えっ、何、どうしたんですか。」
といえば、
「「俺と踊って貰えますか?」」
と、言われたため承諾した。
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