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翼「…薫さんには、
雅に何かあったら教えてくれるかしらっ♪
と言われてるので無理です」
過保護な方ですからね…
雅「あ、秋達は…!」
せめても…!とすがるように見てくるが
翼「カメラで既に」
『…ガガッ……流石翼ちゃんっ!
希望を打ち砕くね!むしろ清々するよ!」
翼「無駄に放送を使わないで下さい」
真っ青になったチャラ男から目を離し
溜め息を吐くと
震えた声が聞こえた
雅「ま…マジ…?」
とりあえず無視をして話す
翼「だいたい、放送は何か問題があった時に
使うんですよ?どうしても話したいなら、電話とか色々あるでしょう」
…と言っても
ちゃんとした時に使われてるのかどうかは分かりませんが……
雅「え…えっとぉ……
秋達、徒会室にまで……
カメラ付けてるのぉ…?」
知らなかったんでしたっけ?
問題が起きた時の為に
監視カメラを設置していて
そのカメラを管理してるのが
双子だったんですが…
生徒に監視させて意味があるのでしょうか…
まあ、生徒会室にはゴールドキーを持ってる人しか入れないので大丈夫だとは思うのですが
何やら生徒会が
悪い事してないかの管理だそうで
まぁ、必要ですよね…
『もーっ、2人共一緒に喋らないでよー…
えっと…神ちゃんはお説教で、
みーちゃんは生徒会室にもカメラ付けてるのか、って事だっけー?そんなの…内緒だよっ、ナイショッ☆』
お説教…ですか……
内緒の意味が分かりませんが
翼「…明日じっくりお話しましょうか、光?」
雅「……もー…良いよぉ…別に」
……何でしょうホッとでも言いそうな
チャラ男の顔は…
あぁ、そうゆう事ですか
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