いつもと同じようで、何かが変化した

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翼「明日…逃がしませんよ?」 逃げようとするなら…分かってるでしょうし… ああ、そう言えば… 明日は転入生を迎えに行かなければ いけないのでしたっけ…… 誰かのお陰で まあ、それ位なら大丈夫でしょう。 雅「…逃げないよぉ… 後が恐いもん… うー…せめて母さんだけには送らないでよー」 薫さんに送るのは決定ですね 後、親衛隊の方達にも 双子は…渡さなくても 自分で手に入れるでしょう 『………神ちゃんそのままみーちゃんと付き合っちゃえばーっ? あ、みーちゃん みーちゃんのお母さんには もうメール入れてるから無理だと思うよっ』 …最初の言葉はいらないですけど 気が利きますね 雅「え………」 唖然としたような声が聞こえて チャラ男か何か分からない人が居る方を見ると …血の気が消え去ったみたいに 真っ青な人が居ました 思わず写真を撮ってしまったのは 仕方がないでしょう 雅「翼ちゃん…何撮って…」 翼「面白い顔をしていたので記念に、と 要りますか?」 そう言うといらないから!と 全力で拒否されました… 女装写真と一緒に送り付けてあげましょう 翼「あ…光と秋、明日は無理ですけど 今度夜通し貴方達が大好きな お説教を聞かせてあげます」 『えー…?何でさー 誰が見たって付き合ってると思う 雰囲気だよー?ねー? あははっ、だよねぇー?』 翼「…私がチャラ男擬きと付き合う訳 ないでしょう 同性の方と付き合うのは別に良いですが チャラ男と付き合うのは有り得ません…… だいたいどうしたらそんな雰囲気に 見えるんですか」 今の会計は好きじゃないですからね 『うっわー… みーちゃん、ドンマーイ☆ あはっ、きっとイイ事あるよっ』 雅「うるさいなぁ… うー…翼ちゃんっ、秋達はどうでも良いから 早く書類片付けよー?」 何故か落ち込んでいる チャラ男擬きが話掛けてきました 翼「…私は自分の書類は終わったんですが… 手伝えと言うことですか?」 翼「双子は何時まで話してるんですか まだ話すなら、来て手伝いなさい」 雅「え、ちが『うげぇ…やだー!』…」 雅「な「なら早く散りなさい」翼ちゃん…」 わざと被せてる訳ないでしょう? チャラ男擬きのタイミングが悪いんですよ…
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