いつもと同じようで、何かが変化した

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『ほいほーい 邪魔者は撤収しまーす! んじゃねー、神ちゃんみーちゃん!』 最後までテンション高いですね 雅「あ…嵐が去ったみたい……」 ぽつり、とチャラ男擬きが呟く ……チャラ男擬きって長いですね… バ会計で良いでしょう 翼「あぁ、居たんですか」 雅「酷くないっ?! うー…もー…翼ちゃんのば」 翼「手伝ってあげようと思った 私が馬鹿でした…」 そう言うと、へ?とまの抜けた声と 期待したような眼差しが向けられる 雅「つ……翼ちゃん… 手伝ってくれるのぉー…?」 犬…ですね、完全に 翼「はぁ…今私がやってるの、 何だと思います?」 初めからするつもりでしたし 期限の近い物も多いですから 大変でしょうしね 雅「?…っ…ぁ…ありがとー… ごめん…やってくれてたんだ…」 今更気付くなんてやっぱりバカです でも、お礼を言われるのも悪くないですね… …それを言う価値もないので言いませんけど 翼「うるさいです、喋ってる暇があるなら 手を動かして下さい 駄犬…ほーら、いっぱいありますよ」 さっき話ながら出しておいた書類を手に持ちながら言うと 雅「えぇー…今の優しいとこを見せる 場面だったよねぇっ?なのに…駄犬って…」 何故か書類の事を見ずに話も仕事の話だけを無視していました… それどころか、気に食わない と顔全体がそう言いたそうに 不機嫌なオーラを出しています… こっちが不機嫌になりたいですよ… そんな気持ちも無視して バ会計は喋り続けました 雅「だいたいさぁ…俺生徒会では こんな扱いだけどさぁ… きゃー、抱いてぇっ!だとか カッコイーッ!とか言われてるんだよ…?」 ……盛りのついた犬ですか 書類は… 嫌な事は無視して話すバ会計を無視して 本人の机の上に置いた …少し、私が片付けるつもりだった 書類も足して
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