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健太さんが カードを何やら機械にピタッとすると 中にもう1枚あったガラスのドアが開いた!
何?私はかなりの時代遅れなのか?
サッサと歩き出していた健太さんが振り向き私を手招きした。
「早く来ないとおいて行くよ」
「すみません」
「しほの部屋はここね。103」
と言いカードキーと普通の鍵が私の手に握らされた。
「僕は隣の102だから。」
健太さんはニコリと笑って 102号室を指さした。
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