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「しほ綺麗だったよ」
健太さんが耳元で囁く…
私は恥ずかしくて目が合わせられないでいる…
「しほ、俺とぢゃ嫌だった?」
ずっと俯いている私を気にして健太さんが困った顔で聞いて来た…
「嫌ぢゃないです!それの逆と言うか…恥ずかしいでしょう…普通…」
「普通?」
「そーですよ。今まで手の届かない存在だと想っていた人が、まさか…ね…私と…」
どこまで言わす気なんだ。
健太さんは 困った顔からニヤリ顔に変わった。
ふと鏡に写る健太さんの背中に目が行った…
「あ…」
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