sunny

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雷鳴が轟き 枝分かれした僕を裂いた 左手の指先は いつだって君の方を指し示し 右手の銃口が あの日の面影貫いた 憎しみも慈しみも 同じ所に住んでいて 我先にと君を探す (抱きしめたい、な) (共存できるか、な) ケチャップだと誤魔化して それを愛だと言い放って 大きな大きな木の下に 懺悔によく似たものを埋めた  
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