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『フンフンフ~。』 鼻歌混じりに夕食の準備をしていると後ろから 「兄さんご機嫌だね。なんか良いことでもあったの?」 と、宏介が聞いてきた。 『え、どうして?』 「だって、歌いながら料理するのって機嫌がいい証拠でしょ?」 宏介は言いながら首をコトリと倒した。 『うん。あのね、直哉が…兄ちゃんの友達一度会ったことあるしょ。その直哉が今度自分の部活の新人を紹介してくれるんだって!』 宏介は「フーン。」と気のない答え方をした。
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