2人が本棚に入れています
本棚に追加
『フンフンフ~。』
鼻歌混じりに夕食の準備をしていると後ろから
「兄さんご機嫌だね。なんか良いことでもあったの?」
と、宏介が聞いてきた。
『え、どうして?』
「だって、歌いながら料理するのって機嫌がいい証拠でしょ?」
宏介は言いながら首をコトリと倒した。
『うん。あのね、直哉が…兄ちゃんの友達一度会ったことあるしょ。その直哉が今度自分の部活の新人を紹介してくれるんだって!』
宏介は「フーン。」と気のない答え方をした。
最初のコメントを投稿しよう!