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「いえ。歓迎会を開いて貰えただけで嬉しかったです!!」
「そうかい?わからない事があれば何でも聞いてくれ。力になるからね。これからよろしく頼むよ」
井上は優しく笑い、芽吹の頭を撫でた。
「はい!よろしくお願いします」
「おい!芽吹。」
芽吹らが片付けを終えた頃…土方が芽吹を呼んだ。
そこには幹部たちが揃っていた。
「はい。どうしたんですか?」
「……お前らの部屋なんだが…。今、空いてる部屋がねぇんだ。だから、誰かと相部屋になる。」
「…私、隊士さんたちと同じ部屋でいいですよ?」
幹部以外の隊士は何人かで一つの部屋を使っている。
「「「「「それは駄目だ!(駄目です!)」」」」
一同は揃って反対した。
なぜなら、ここは男所帯で女にうえている…。そんな男たちと芽吹を同じ部屋にしたら、襲われ兼ねないのだ。
「…で、だ…。お前は誰と相部屋がいいか、お前の意見を聞きてぇ」
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