★第3章★

7/9
前へ
/129ページ
次へ
「えー!土方さん!なんで僕じゃないんですか?!」 「そうだよーっっ!俺だって芽吹たちと同じ部屋がいい!」 「てめぇらと相部屋になっても、双子の世話できねぇだろ!」 「出来ますよ!!」 「出来るよ!!」 「さっき蓮たちが泣いた時アタフタしてただろ!」 土方の一言に沖田と藤堂は、言い返せなくなった。 「…ぅ…ん………ねぇねぇ…」 「あれ?斎起きちゃったの…?」 斎は目が覚めてしまった。 「……れん…ねんこ?」 「うん。あ、今日から一さんと同じ部屋だよ?」 「めぇにぃちゃといっしょ…?」 「…あぁ。一緒だ」 斎藤がそういうと、斎はえへへと笑う。 「えへへ♪…いっしょうれしーねぇ」 「ふっ…あぁ」 笑顔の斎を見て、斎藤も自然と口元が緩んだ。
/129ページ

最初のコメントを投稿しよう!

202人が本棚に入れています
本棚に追加