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部屋に戻った芽吹たちは、布団を敷いて、すやすやと寝ている蓮を布団に寝かせた。
「芽吹…すまない…布団が二組しかないんだが…」
「あ、大丈夫ですよ!三人で寝ます」
「いや。俺が蓮と寝よう。芽吹は斎と寝てやれ」
「あ、ありがとうございます(ニコッところで斎…?眠くないの?」
さっきまで寝ていて目が覚めてしまったのか斎は寝ていてる蓮のほっぺをペチペチと叩いている。
「うん!いっちゃん、ねむくなぃ」
「ほら、でも皆ねんねするから、おいで?蓮を起こしちゃ駄目!」
「やぁ!いっちゃんれんといっしょねゆの!」
蓮と斎はいつも二人で同じ布団に寝ていたため、一緒じゃないと落ち着かないようだ。
斎は蓮が寝ていた布団に入ると、困っている芽吹をじぃっと見ていた…。
「ねぇねはぁ…めぇにいちゃといっしょ♪」
「え?」
斎の一言で斎藤は赤くなり、芽吹はオロオロとしていた。
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