アンドロイドの恋

4/5
前へ
/6ページ
次へ
私が一番悲しいのは夜。 私のエネルギーは電気で動いているため、一日動かすとエネルギーが無くなってしまう。 だから、充電のために私はプラグを刺して、電源を切らないとならない。 電源を切ると同時に、マスターの姿が私の目の前から消えていくのがとても寂しい。 マスターが居ない時は、マスターとの記憶を思い浮かべているので寂しくない。けど、それも出来ないのでとてもつらい。 アンドロイドは夢を見ない。 でも、もし夢を見るならマスターの夢が良い。 いつもそう思う。
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加