好きなはずないのに..好き

3/4
前へ
/40ページ
次へ
「..ともちーん.」 「斗哉.なに?」 「ずっと言おうと思ってたんだけどさ..」 「んー..」 「最近、元気ないよね」 「別に普通だよ?」 なんで斗哉がこんなこと言い出すのか解らない。 解らないまま普通だよと答えると、そっか。と答える斗哉。 「それで、帰らないの.?皆で集まっちゃって」 気づくと友の周りに集まっている斗哉達。 ちなみに、他のメンバーは.. 優翔、龍汰、有華、(河西)智弥くん。 「今日からさー、1週間学校休みで家に帰れるじゃん?だからこのメンバーで泊まろうかって話してたんだけど、」 「..あ.うん。友もいいなら」 「当たり前じゃん、じゃあ..行くか~」 「うん」 やばいやばい..この際だから思いきって行くとか言ったけど.. 緊張する.. なんて帰り道にそんなことを思いながら歩いてると、また喧嘩が. 「ていうか有華も行くのー?」 「ほんとは来てくれて嬉しいちゃうん?」 「は..?誰が?ていうか呼んでないよな?」 「え??いやいやいや、ちゃんとお誘いうーけまーしたっ」 「マジかよー、え..ガチ?」 「ガチガーチガチ!!」 「はいストーップ!!」 斗哉が止めたおかげで大喧嘩にはならなかった。 でも、仲良しだよね、実は。 .
/40ページ

最初のコメントを投稿しよう!

233人が本棚に入れています
本棚に追加