不登校の彼女

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着いたのは、校舎裏。 見ると、柏木さんが数名の他校の不良に殴られたりしていた。 もちろん女子。 なるほどね~ ここなら先生も通らないもんな。 そう思いながら直ぐ様彼女らの元へ歩み寄った。 「おいおいおい、てめーら弱いもんいじめか?情けねーなぁ」 「誰だお前?」 「誰って~..彼氏?」 ほんとは彼氏なんてもんじゃない。 何しろ、話したことないし.. でも、こう言わないとな~ 「は?」 なに? なんで変な目で見るんだろ 「お前正気か?」 「そうだよ、こいつなんてキモいし」 「根暗だし」 うん。 ちょっとね、カッチーンでしょ。 柏木さんのこと知らないけど.. ムカついた。 「へぇ、言うね~..」 「なに?違う?」 「違うねっ.由紀可愛いし、すごい優しくてホントは明るい子なんだよ。それをお前らみたいな奴等がこいつを壊してしまったんだ」 気づいたら二人のいじめっ子たちの胸ぐらを掴んでた。 「お前ら今度コイツに近づいてみろ。今度は何するかわかんねーぞ」 そう言って二人を離すといろいろ文句を言いながら逃げてくように走って行った。 .
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