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亮『悠斗さんってスゴいっすよね。このカラオケのアイドル的な感じで』
美羽『確かに。でも、悠斗君がいない時みんなやる気なくて困るなぁ』
亮『美羽さん大人っすね』
亮くんも高校生。
だけど結構仕事はしっかりしてる。
美羽『そんな事ないよ。でも給料貰ってるからにはちゃんと働かなきゃね』
悠斗『美羽、ちょっといい?』
美羽『何ですか?亮くん、ちょっとフロント任せるね』
亮『はい。』
仕事中に悠斗君に呼び出しとか初めてなんだけど何だろ?
美羽『フロント亮くんだけなんだけど何?』
悠斗『イヤ……あのさぁ、吉田ってヤツどうにか出来ない?』
美羽『真美ちゃんがどうかした?』
悠斗『もうちょいちゃんと仕事やらせてくんない?何かこっちから見て美羽や亮ばっかり働いてる気がして』
あちゃーついに言われちゃったかぁ。
私も薄々は気付いてたよ。
楽してるなぁって。
美羽『私が言っても聞かないんですよ。悠斗君から言ってくれません?そしたら聞くかも。』
悠斗『俺からも言ってみるか。でもこの時間のフロントの責任者はお前だからな。それだけは忘れるなよ』
美羽『はい。わかってます』
真美ちゃんのせいで悠斗君に怒られちゃったじゃない。
まぁ、私の力不足ってのもあるけど。
美羽『じゃーそろそろ戻るね。とりあえず話してみるから』
悠斗『よろしくな。』
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