☆バイト☆

5/11
前へ
/274ページ
次へ
亮『悠斗さんってスゴいっすよね。このカラオケのアイドル的な感じで』 美羽『確かに。でも、悠斗君がいない時みんなやる気なくて困るなぁ』 亮『美羽さん大人っすね』 亮くんも高校生。 だけど結構仕事はしっかりしてる。 美羽『そんな事ないよ。でも給料貰ってるからにはちゃんと働かなきゃね』 悠斗『美羽、ちょっといい?』 美羽『何ですか?亮くん、ちょっとフロント任せるね』 亮『はい。』 仕事中に悠斗君に呼び出しとか初めてなんだけど何だろ? 美羽『フロント亮くんだけなんだけど何?』 悠斗『イヤ……あのさぁ、吉田ってヤツどうにか出来ない?』 美羽『真美ちゃんがどうかした?』 悠斗『もうちょいちゃんと仕事やらせてくんない?何かこっちから見て美羽や亮ばっかり働いてる気がして』 あちゃーついに言われちゃったかぁ。 私も薄々は気付いてたよ。 楽してるなぁって。 美羽『私が言っても聞かないんですよ。悠斗君から言ってくれません?そしたら聞くかも。』 悠斗『俺からも言ってみるか。でもこの時間のフロントの責任者はお前だからな。それだけは忘れるなよ』 美羽『はい。わかってます』 真美ちゃんのせいで悠斗君に怒られちゃったじゃない。 まぁ、私の力不足ってのもあるけど。 美羽『じゃーそろそろ戻るね。とりあえず話してみるから』 悠斗『よろしくな。』
/274ページ

最初のコメントを投稿しよう!

130人が本棚に入れています
本棚に追加