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美羽『そろそろバイト行くね』
早希『もうそんな時間?』
美羽『うん。もっと話していたいけど。残念』
私が席を立ったら悠斗君が話しかけてきた。
悠斗『美羽。バイト行くの?』
美羽『そうだよー。もう5時だからね』
悠斗『俺も一緒に行くよ』
えっ!
まさかの悠斗君と一緒に行くの!?
嬉しい。
バイト初めてから2年程経つけどこんなの初めて。
美羽『これ、お金。じゃー行くね』
早希『また明日ね』
美羽『バイバイ』
私と悠斗君は2人で喫茶店を出てバイト先へ向かった。
私達のバイトはカラオケ屋さん。
私はほとんどフロントだけなんだけど悠斗君は軽く料理を作る裏方もやってるの。
悠斗君笑顔がステキだから女性客結構来るんだよね。
悠斗君がいる時は結構料理の注文も多いし。
すごいなぁって思う。
悠斗『美羽は今日何時まで?』
美羽『今日は12時までだよ』
悠斗『俺、1時までなんだけど1時間待っててって言ったら待っててくれる?』
美羽『何で?』
悠斗『危ないじゃん?女1人で帰るの』
美羽『大丈夫だよー』
悠斗『結構あそこらへん危ない人多いからさ』
美羽『そうなの?でもいつも1人で帰れてるよ』
悠斗『じゃーこれからシフト被ってる時は俺が送ってくよ』
美羽『悪いって』
悠斗『遠慮する仲でもないじゃん』
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