私が愛した人

☆バイト☆

悠斗君ってまじ優しいよね。

誰にでもこんな感じだから勘違い出来ないね。

一緒に帰れるだけいっか。

悠斗『美羽と話しながら来るとあっという間に着いたな』

美羽『何かいつもより早く着いた気がする』

『おはようございまーす』

２人仲良くスタッフルームに入った。

店長『おはよう。今日もよろしくね。店長はもう帰るから』

２人『お疲れ様です』

１人ずつ着替え、フロントへ向かった。

美羽『交代します』

早瀬『お願いね』

早瀬さんは主婦で朝から夕方まで働いている。

だから一緒に働いた事はないけど結構気さくでいい人。

この時間はフロント３人のシフト。

夕方は高校生とかよく来るんだよね。

だいたい被るのは吉田真美と原田亮の２人だ。

基本的に私が受け付けで２人は電話対応や料理を運んだり清掃係り。

美羽『いらっしゃいませ。会員証はお持ちですか？』

客『はい』

美羽『お時間はいかがなさいますか？』

客『2時間で』

美羽『機種の希望はありますか？』

客『ＤＡＭで』

美羽『かしこまりました。お部屋は206号室です。帰りにこちらをフロントまでお持ち下さい』

客『はい』

流れはこんな感じ。

これを6時間繰り返す。

フリータイムがあるからだいたい6時～8時ぐらいまでバタバタしててそれが済んだらあんまりお客さんがこなくて暇なの。