プロローグ

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この世界は腐敗している… どこに行っても戦争、戦争、戦争… こうなったのは10年前…ある科学者の奇跡的大発明によるものだった。 それは人間の脳の一部に刺激を与えることによって、人を越えた異端な力を手に入れられるというものだ。 研究内容は完全に法律を違反していた、なぜなら生きた人間の脳に直接注射をするという危険きわまりないものだからだ。 しかし、あまりの凄さに政治家達は法律を無視した。 そしてその技術は世界中に広まり、10年たった今では世界の8割がなにかの能力をもった能力者になってしまった。 初めは皆協力して国の発展へと能力を使っていたが、数年で能力者戦争が始まった。 そして今現在では国の中でも複数の内乱が起こるという最悪な事態に陥っている。 全ては10年前に行われた【戰】計画によって…
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