3人が本棚に入れています
本棚に追加
「それ以前に能力者を相手によく素手で戦えるものだな」
仁はもう完全に呆れたような口調で話始め
「素手で能力者と戦えるのはお前くらいのものだ」
「へ~ん、すごいだろ」
自信満々の態度プラス明るい笑みを浮かべながら話しているが横から仁に指摘され
「自慢になってない…はぁ…」
再び呆れたように言いながらため息をついて
「あ…あの……」
廊下から教室に入ってくるとゆっくりと二人の側に近づいてきて
「さ…さっきはありがとうございました…」
控えめな口調で集を見ながら話しかけ
「ん?集、知り合いか?」
いきなり現れた彼女と集を交互に見ながら不思議そうに尋ね
「あ、ちげ~よ俺に女の友達ができるわけないだろうが」
まるで当たり前のように堂々といい、返事をしてもらえない彼女は横でオロオロしていて
「君、もしかしてこの獣に何かされたのかい!?」
自分の隣にいる集を指差し獣と言いながら彼女を見ながら尋ね
「い…いえ、あの…いじめられてるところを…助けてくれて…」
彼女は集の方を見れば仁もそのことを聞いて驚いたように集を見て
最初のコメントを投稿しよう!