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「あ…あの…放課後…一緒に帰ってくれませんか?」
「え?…あ…ああ!」
彼女は恥ずかしげに顔を赤くしながら尋ねると集も恥ずかしげに答え
「頑張れよ~」
仁はニヤニヤしながら言えばチャイムがなりみんな席に戻り
ーーー放課後ーーー
「一緒に帰ってくれて…その…嬉しいです」
「い、いや、こっちこそ誘ってくれてありがとうな…」
お互い顔を赤くしながら言えば二人とも黙りこんでしまい
「あ、あのさ、君はなんで…!?」
集が彼女に話しかけようと横を見ると顔を赤くしている彼女の後ろには今までに見たことのない生物がいて
全身が黒く翼が生えており蝙蝠と蛇と蜂を混ぜたような見た目をしていて
その化け物は彼女に噛みつこうとしていて
「危ないっ!!」
そう言うと化け物の顔に鞄を当て怯ませた後に彼女の手を握り走り出して
「あ…あれ…まさか…」
「ああ、そのまさかだな、あいつはキメラだ」
能力戦争のために独自に作り上げられた配合動物で生きた動物と死んだ人間の脳でできている
見た目は制作者によって変わる
「なんで…なんでキメラなんかがこんなところに…」
「さぁな!あそこに隠れるぞ」
そう言いながら彼女の手を引き後ろから化け物が追いかけていないことに気づくと隠れようと思い近くの廃工場に走り込み
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