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午前2時を過ぎてようやく燵磨、詩音、梨子の三人は自分の家へと向かっていた。
詩音と梨子は未だ泣いていた。
寒そうにしている2人のために自販機でホットコーヒーを買い渡した。
一言もなく家へと帰る三人。
公園の前、一つのライトが周囲を明るくしている。
公園を通り過ぎようとした時、燵磨が気づいた。
「おい!あれ!」
薄暗くて見えにくいが公園に生えている木の陰で誰かが倒れている。
急いで確認する三人。
仰向けで倒れていた人物は元の人間の姿をした陣だった。
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