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再び雄叫びをあげ、窓を破り、監視さていた者の部屋にいたのは、陣を気絶させた大男とここの建物を所有している加堂利尚だった。
「な、なんとかしろ!!」
突然のアクシデントに腰を抜かす加堂。
大男が構え、抑えようとするが動きが俊敏で止められない。
陣はテーブルの上に置いてある首飾りを奪い、外へ出る窓を破り出た。
奪われた首飾りは高価なものだったのか激怒し、大男に当たる。
しかし、大男は言い返す。
「あれは、奪われてはいけないものだ。自分が作りだした化け物の力ぐらい把握できず強化ガラスの硬度も調整していない役立たずが!」
そう言うと大男は加堂を一撃のもと、殺害した。
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