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作り笑いのような笑顔を見せた礼一。
けど、すぐにそれは無くなり、いつもの礼一に戻った。
昼休み
礼一を誘うため、声をかける。
「レーチ。ご飯、食べ……行こ?」
『うん、行こうか。アオ』
いつもの行動に言葉…だったのに
「……ごめん。アオ…今日は先に食べてて」
「?レーチ、用事ある?俺待って……」
「駄目…。待ってなくていいよ」
礼一は、そう言うと放心している俺を置いて教室を出ていった。
礼一の拒絶を初めて感じた…。
「レーチ、ま…」
ショックで仕方がない。
嫌われたかと思って怖くて分からないけど謝りたい。
そう思って追いかけようとしたのに…
「あ、蒼生!食堂行くよぉ」
世未に邪魔された
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