所詮運命とは残酷なもの

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学校が終わり、校舎から明るい声が聞こえる。 高校、と言っても部活に励む者の声もあれば、早々と帰る者の声も聞こえる。 桜の花びらが散る中、元気な声が耳障りな程響く。 俺-前田彰もその一人だった。 性格は比較的明るく、成績は中の上。部活は無所属で、年齢=彼女居ない暦なので物凄く恋愛には疎い。え?自分で言うなって?まぁ気にすんな。 友人と少し会話をしながら教室を出、女子の話になんとなく耳を傾けながら帰宅した。
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