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だが今度は正しい選択だった!
乙女ゲームのように
『スチルゲット!ハッピーエンドルートへ!』
てな感じで見る見るうちに美しい顔になった彼は、
「ありがとう。」
と甘い声と笑顔でそう言うと、
私の食べかけにもかかわらずシ
ュークリームを嬉しそうにほおばった。
愛おしそうに。
つばついてたらごめんなさい、という懸念も必要なかったみたいで、
味わって食べた彼は満足そうに笑っていた。
ははは。
黙ってればイケメンなのにな。
「今度から楓さんが食べた物を俺が食べます。だから二人で半分にしよう。」
訂正。
黙っていられないみたいなのでただの変態のようです。
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