ケース3、嫉妬と嫉妬。そして嫉妬。

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だが今度は正しい選択だった! 乙女ゲームのように 『スチルゲット!ハッピーエンドルートへ!』 てな感じで見る見るうちに美しい顔になった彼は、 「ありがとう。」 と甘い声と笑顔でそう言うと、 私の食べかけにもかかわらずシ ュークリームを嬉しそうにほおばった。 愛おしそうに。 つばついてたらごめんなさい、という懸念も必要なかったみたいで、 味わって食べた彼は満足そうに笑っていた。 ははは。 黙ってればイケメンなのにな。 「今度から楓さんが食べた物を俺が食べます。だから二人で半分にしよう。」 訂正。 黙っていられないみたいなのでただの変態のようです。
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