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すっかり食べかけ事件でご機嫌になった立花さんは、
お仕事のことやプロジェクトのことを色々と教えてくれた。
(課長から既に細かく聞いたなんて口が裂けても言えなかった。)
「それで、入籍のことなんだけど。」
びっくりドンキー!
仕事の話からいきなりそれかい!
未だ彼の思考回路についていけない私は目を見開いたまま。が、気にせず続けるツワモノ。
「とりあえず婚姻届は出してまおうと思うんだ。俺の両親は既に了承済みだし、
今日楓さんのご両親にも連絡したらすごく喜んでた。
だからお互い家のことは問題ないと思うんだ。それで…」
「ちょ、ちょっと待って!」
「ん?どうしたの?」
「どうしたの、じゃなくて!今なんて言ったの?!両親に連絡したって言った?!私の?!」
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