ケース3、嫉妬と嫉妬。そして嫉妬。

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気づくと彼の両手が私の両頬に。 首、もげそうなんですけど。 って、えええええ?! きれいな顔が近付いてきたと思ったら、柔らかい何かが、 いえ、柔らかい彼の唇が私の唇とごっつんこしてました。 これを一般的にキス、と言います。 接吻とも言います。 驚いて目を見開いたままの私。 抵抗できないのを良いことに、彼は更に口づけを深くしてくる。 角度を変えて何度も何度も。 さ、酸欠!酸欠です! 彼の胸をドンドン叩くと、 ゆっくりと唇が離された。
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