🌷男性の正体🌷

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「面倒だからだよ。知らない女に近寄られても面倒なだけだからな。」 「だから眼鏡をしたり髪をボサボサにしたりしてたんですか…」 なんとなく分かるけどそこまでする必要があったのかな? 「まっこれが本来の俺なんだけどな。それよりお前なんで俺を付けてたんだ?」 「お前じゃないです!ちゃんと望月璃亜という名前があります! 付けてたのは謝ります。ですが何か引っ掛かったので後をつけちゃいました」 正直に答える私。そんな私を見てそのイケメンは笑いだした。 「アッハッハッハ!お前面白いな!望月璃亜ね…正直に答えてくれて助かる。俺は杉本那智。一応教えとく」 「杉本さんですか…何か気が合いそうな感じです。でわ私はここで失礼します」 そう言って出ていこうと後ろを向いた時、こう聞かれた。 那「なぁ望月、何しに俺を付けて知りたかったんだ?」 「貴方の正体です!でもそれも解決したのですっきりしました。でわ失礼します」 軽くお辞儀してその場所を後にした。 那「…なんか面白い奴だな。気に入ったぞ望月璃亜!」
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