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「いや、一般的だよ
そこら中に殺した跡が出回っている
ただの食料、肉としてね
もしだよ?もし肉が無くなったらどうなると思う?
多分肉を作れと言うだろうね
殺せ、ではなく作れと
自分は殺していない、殺せとは言っていない、自分は手を下してはいない、だからと言って君たちは間接的に殺しをしているんだよ?
ほら、一般的じゃないか
直接的じゃないから何て言い訳は出来ないよ」
確かに神の言っている通りだった。
殺しは一般的、ただ直接的か間接的かの違いだけでほぼ全員が殺しを犯している。
「まあ、そんな事言っても仕方が無いんだけどね
大事なのは直接的か間接的かっていう部分だ
君が行く世界は直接的に殺しを行うのが一般的なんだよ
だから君に同調する者もいるかも知れないという事だ
まあ同族を殺すのは一般的じゃいけどね」
そんな事を話してた神の顔は相変わらずニコニコと笑っていた。
「さて、関係無いことも混ざったけど言いたいは言えたから君も質問をどうぞ」
こんな空気で質問何て、何て事を思ったが意外と質問が幾つか出てきた。
つまり俺はさっきの会話を何とも感じてなく、何も思ってはいないのだ。
まあ、そんな事最初からわかりきっていた事なので、何とも思わない事についても何とも思わなかった。
そして質問をする事を考え始める。
まだ作ってない発言からもうここは神が作った空間だとわかった。
聞きたいことはいっぱいあるが優先的にあれしかないよな。
「お前は男か?女か?」
これは重大だ。モチベーション的な意味で。
神の容姿は金髪のショートで顔は童顔、胸はまな板、骨格も子供体系でわからん。
「ん?僕は性別はどっちにもなれるよ?なんせ神だからね
質問の答えだが、今は女の子だよ
何故かと聞かれたら僕っ娘が好きだからさ!」
ない胸を張って尚且つ若干ドヤってきた。
「気が合うじゃないか俺も僕っ娘は好きだぞ
次の質問だ
包丁の過程の記憶がないのはお前の仕業か?」
記憶には自信があるのでもしかしたらと思い問いかけてみる。
「うん、そうだよ」
「何故消したんだ?」
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