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ナギサはそういうとリオルと共に走り出した。
ナギサ「やっぱり裏山は静かだな~。」
裏山につくとナギサは目隠しをした。
ナギサ「リオル、いつものお願い。」
ナギサがそういうとリオルは石を投げた。
ナギサはそれを紙一重でかわした。
ナギサ「どんどんお願いリオル!」
ナギサに答えるようにリオルは石をどんどん投げた。
二時間くらいたちナギサは目隠しをとった。
ナギサ「今日はここまでだね。
次リオルの番だね。」
ナギサはリオルに目隠しを渡すと山を登っていった。
しばらくしてリオルは目隠しをしたまま裏山を登りだした。
それも何かにあたることもなく、立ち止まることなく。
ナギサ「やっぱりリオルは早いな~。
私はまだ修行が足りないな~。
今日は帰ろっか。」
ナギサはそういうと裏山を降りていった。
ナギサ「今日のご飯は何かな?
ん?何だろう。」
ナギサは裏山の中腹に穴があいてるのにきずいた。
ナギサ「何だろういってみようか。」
ナギサは穴の中に入っていった。
穴の中には様々な機械が設置されていた。
ナギサ「何だか不気味…」
ナギサとリオルが辺りを見渡すと扉があるのが目にはいった。
ナギサ「入ってみようか。」
ナギサがドアノブに手を掛けようとすると何者かに肩をつかまれた。
ナギサ「ひっ!」
タケル「私ですよ、ナギサ。」
ナギサ「し、師匠!
どうしてここに?」
タケル「最近不穏な動きがあるとの連絡があり調査をしていたらこの穴を見つけ入ってみたらナギサに会ったというわけです。」
タケルはそういうとナギサの肩を放しドアの前に歩み寄った。
タケル「いきましょうナギサ。」
ナギサ「はい!」
タケルとナギサは中に入っていった。
中に人はおらずたくさんのモニターが設置され機械が起動していた。
タケル「広いですね…」
タケルは机に置かれていた紙を見た。
タケル「これはこの町、の地図ですね。
おそらくこの基地の場所を示してあるのでしょう。」
ナギサ「師匠、これを見てください。」
ナギサはタケルにパソコンの画面を見せた。
タケル「これは指令か何かのメールですね。
見てみましょう。」
タケルはパソコンを操作しメールを開いた。
タケル「こ…これは!」
ナギサ「何が書いてるんですか!」
タケル「“図鑑所有者の襲撃は1ヶ月後に決行する。”」
ナギサ「図鑑所有者!」
タケル「この事を図鑑所有者に知らせなくては。」
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