†迷子と出会い†

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俺は立ち去って行った3人の方をボーっと見てると、 「海斗じゃねーか!何ボーっとしてんだよ」 後ろから声をかけられたので振り向く。 そこにいたのは、整った顔立ちに赤髪のツンツンヘヤーをした男子高校生の姿があった。 海「なーんだ。ただの変態でバカの五月蝿い、山白光太(ヤマシロ コウタ)君じゃないか」 光「おい!お前の自己紹介嘘ばっかりじゃねーか! 僕は生まれつきの『バカ』って、人の会話に入ってくるな! 僕は正真正銘の『変態』って、だから入ってくるな! 僕はみんなから『五月蝿い』奴って、また入ってきた!」 俺は、その場で叫び出した光太を無視して先に行こうとしたが、また迷子になると思い光太を思いっきり殴った。  
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