†迷子と出会い†

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「でも君ってかなりの方向音痴なんだね」 海「いやお前も同じだから」 「それ言われると言い返せないな……」 彼女は少し笑いながら頭をかく。 海「お前面白いな」 「そうかな?私的には君の方が面白いと思うよ。 見た目はさえないオタクみたいだけど、中身は優しくて話してて楽しい子じゃないかね」 海「クス、なんか最後の方の言い方おばさんぽい」 「クス、そうかな……」 2人は笑った。 「いや~笑った、笑った。君って名前何て言うの?」 海「山吹海斗。お前は?」 「私は赤井蜜柑(アカイ ミカン)。蜜柑ってオレンジ色なのに名字が赤井って何か変でしょ。 でも結構すぐに名前覚えてもらえれるからこの名前好きなんだ。 よろしくね海斗♪」 俺は彼女の笑顔にドキッとした。 海「よ、よろしくな」
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