1人が本棚に入れています
本棚に追加
「きゃっ!!」
桜先生が驚いて悲鳴をあげた。
物陰からいきなり男子生徒が飛び込んできたのだ。
無理もない。
「おい久、大丈夫かよ。泰介をあんな風に送りだしちゃってさ。」
完全にテンパっている泰介を覗き見ながら剛が不安そうに言った。
「ふふっ…。大丈夫大丈夫。ああ言っててもあいつはやるときはやるだろ?」
そう久は楽しそうに言った。
「あっ……あの……えっと……」
く、くそ…久のやつ押し出しやがって!!
後で覚えてろよ……!!
でも、もう出ちまったもんはしょうがねぇ………
納得いかねぇが乗ってやるよ久……お前のプランに!!
俺だって一応年頃の男子高校生…
美人教師のパンティは見たいからなっ!!
……いっそやるからには徹底的にやってやる!!
ONE FOR パンツ!!
ALL FOR パンツだ!!
「あ、あなたは……」
「こ、こんちはっ!!」
「え…、あ、は、はい!!こんにちは……。」
「桜先生!!質問いいっすかねぇ?」
「えっ!?は、はい…どうぞ?」
「おい久、大丈夫かこれ!?超不自然だけど!!桜先生超ビビってるけど!!」
「だ、大丈夫だ。本来の計画どうりには一応行ってる。」
よし質問だ……
ん?てか質問って何を質問すりゃいんだ?
てか、桜先生って何の教科教えてんだ?
やべぇ、そこら辺全然知らされてねぇ……!!
これじゃあ勉強の質問なんて出来るはずがねぇ!!
ん……いやまてよ……。
あ…………
俺は大きな失敗に気づいてしまった。
最初のコメントを投稿しよう!