序章

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ドゴーンッと突然、爆発音がする。 ガタガタっと家が揺れる。 地震か? 再びドゴーンッと爆発音がしてガタガタガタッと家が揺れた。 俺は急いで窓の外を見た。 1ブロック前の銀行が爆発してデカイ穴が空き、そこから炎と煙りが上がっている。 もしかしてヤバイッ? 逃げるか? 俺は脱いでたライダースを素早く羽織り、急いで外に出た。 銀行の方を見ると、1人の男が立っている。 暫く見てると、1人の男とでっかい袋を持った3人の男達が出てきた。 けたたましい音が鳴り響く。 サツ(警察)だ…… 十数台のパトカーが集まり、サツが飛び出してくる。 サツが何か怒鳴っている。 外に居た男と後から出て来た男が前に出る。 サツが行き成り発砲した。 おいおい、行き成り発砲かよ? しかし男達に弾が当たる気配が無い。 その瞬間、一人の男が前に飛び出した様に見えた。 サツ達の頭が飛び、腹から体が二つに分かれ、血が噴水の様に飛び散る。 それと同時にもう一人の男が手を前に翳すとサツが苦しんで次々に倒れていく。 何だあれは?あれが能力ってやつか? これゃぁ駄目だ、逃げよう。
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