僕の想い

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台所へ向かうと斎藤一が夕食の支度をしている最中だった。 斎藤は沖田に気付くと、お粥を目にして、聞こえないくらいの溜め息をつく。 斎藤も近藤さんのことが心配でならないのだ。 斎藤 「まだ寝ておられるのか?」 沖田 「うん…。」 沖田は沈んだ声で答えると、斎藤に、お粥をまた頼むと告げ、もと来た廊下を戻っていく。 斎藤は無言で頷き、肩を落とす沖田の背中になにも返せないまま、見送ると、近藤局長のために何ができるのか…。と頭を抱えた。
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