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「~~~~~~な、何をさせやがる!俺の苺だぞ!見んな!触んな!餌付けすんじゃねぇ!この腐れ外道共があぁぁ!」
とりあえず蹴飛ばして苺を奪還して抱き締めると、
苺は俺の顔を見て、何故か腐れ外道を見る。
すると、首を傾げて…
「trick or treat?」
と、言い出した。
…trick or treat?
混乱した頭の中で復唱していると、んー…と、唸りだし…
事もあろうに…
ぺろっと俺の唇を舐める。
当然…
「いっ~~~苺ぉぉぉぉ~~~~!?」
不思議そうに首を傾げると、振り返り…
「…うー…?………りゅ……くれな…よ?」
「「「っあ!!」」」
………………………。
「てめーらかぁぁぁ!」
「「「うぎゃあああ!」」」
「逃げる」
「…まったく、理性とか足りないからそんな事ぐらいで…」
「毎日のようにアンアン啼いてるテメーと一緒にすんな!」
「な!何言い出すんですか!は、破廉恥な!」
「色ボケは帰って矢崎に掘られてろ!つか、テメーら出てけ!」
「「「きゃー!2人っきりで何プレイするっちか(んですか)!?是非とも拝見…うぎゃー!」」」
バタン!
…どいつもこいつも!
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