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(ヤ、ヤバイ………。)
そう思ったのもつかの間。
すぐさま神崎先生のフォローが入る。
「柳瀬お前なぁ。
いくら俺と同じ部屋に住みたいなんて言っても無理なものは無理なんだよ。
早く席戻れ。」
………………ふぅ。
た、助かった。
先生のおかげで………。
……………って、へ?
今、この人何て言った?
あたしが先生と同じ部屋に住みたい?
はぁぁぁぁぁぁ!!!!!
私の顔から血の気がサーッと引いていくのを感じた。
と、途端に顔に怒りが溢れていく。
当の本人は先生らしからぬ妖しい笑みを浮かべてあたしの頭をポンポンと撫でている。
「先生っ!!俺そんなこと一言も言ってないじゃないですか!!!!!!」
「はいはい、分かったから。俺の部屋に来たいなら、プライベートの時間に来い。
可愛がってやるよ。」
「えっ!?マジで!!
神崎と柳瀬那留ってデキてんのかよ?」
「禁断の恋ってやつ?
ヒューヒューッ!!熱いね熱いねぇ」
「頑張れよっ!!俺応援してるから。」
「柳瀬だったら神崎イケるんじゃね?」
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