No,2 違和感

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「うわぁ~。マジかよ。 盛るも何も女子いねぇし。男子に盛れってか?」 「何で女子いねんだよ?マジやる気失せる。」 「しゃーねぇだろ。てめぇらの先輩が女子の入学者を0にしたんだ。諦めろ。」 頭を鈍器で殴られた気分だった。 な、な、な、なんで!? え!? ちょ、そんな展開誰も期待してないぞっ! おかしいだろ!!! 先輩達何をしたらそんなことができるんだよ!! 「お前大丈夫かいな?」 1人窓際で頭を抱えながら、貧乏ゆすりをしているとふと隣から声がした。 あ、あたしのことか? 「あた……いや、俺のこと?」 「お前以外他に心配しやなあかんやついるか?」 ………。 何かムカついたけど、どうやらあたしのことだったらしい。 「別に大丈夫だから。ほっといてクダサイ。」 「お前、態度悪いなあ。せっかく心配したってんのに。 まぁ、俺の名前は須藤要。よろしゅうですわ。」 そっけなく答えたあたしに、口を尖らせて少しすね気味に呟いた。 .
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