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姫は無表情のまま
頭を深々下げる道を歩いていきます。
相手は美少年の王子様
もし一度だけ
一度だけ魔法が使えたなら
神様お願いします
僕を 貴族にして下さい
少年は強く願いました
頭を下げる少年の前を姫が通りすぎていくとき姫の足が止まりました
…貴方だったのね?
えっ?
ポケットから白い花弁が落ちたから…貴方だったのね毎日私を笑顔にしようとしてたのは。
…はい。
少しでも元気になればと思い…
姫は少年の手を掴み走り出した
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