何でこんな能力…

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「雫様の帰りが遅いので来てみれば……またですか?」 この女性は龍華 俺のメイド何だが…… 「もしかして心配してくれたのか?」 「馬鹿ですか?私が心配なのは雫様ではなく私の職です」 と、こんな感じだ 給料はもらってくれた事がない 「お前だったら直ぐにいい職決まるだろ」 「雫様はこんな乙女をクビにするのですか?今の御時世、体を売れとでも?」 「誰もそこまで言ってない!」 だが、実際に職を探せばいくらでも有るだろう 基本的なことから普通は知らないことまで何でも知っているし 運動神経もアスリートを上回る 料理は一流のレストランにも負けないし 容姿も百人が百人とも美人と言うだろう 何て言うか…やらせたら何でもこなす完璧なメイドだ ただ、こいつも能力を持っている 「そういえば何で助けたんだ?お前の能力のおかげで俺は不老不死だぞ?」 龍華の能力は自分と自分が決めた人間を不老不死にする、という能力 不老っていっても20歳までは年を取るが… 因みに俺らは二人とも17歳 高校生だ 「主人を守れなければメイドとして失格です。それより早く帰りましょう、晩御飯が冷めてしまいます」 「そうだな、帰るか…」
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