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ようやくこの学校になれてきたのか、俺自身も少しはクラスメイトに対応するようには、なってきていた。
「五十嵐」
「先生、今度はなんですか。」
「いやぁ実は、お前まだ学校のことわかってないだろ。だから、学級委員にでも案内してもらったらどうだろうかと思ってな。」
なんだ、そんなこと。でも確かに今俺は学校の他の教室などの位置や場所知らないもんな。移動教室困るかも…
「わかりました。ところで学級委員て誰なんですか?」
「それが今は一人しかいないんだ。お前のとなりの席にいる、加藤が学級委員だ。だからそいつに教えてもらうように!」
「ちょっと!先生待ってくださいよ。加藤さんて女の子じゃ。なんで俺が女に教えて貰わなきゃいけないんですか!」
「本当は、男子に頼みたかったんだけど、磯山は、引っ越して通いにくいから、今は別の学校なんだ。」
「じゃあもとから、女の子一人だけと…」
「まあそういう事だ!(笑)」
まじ有り得ねー。どうしろっつうんだよ!
「あ!そうそう五十嵐」
「今度はなんですか。」
「明日男子の学級委員決めするから。お前優秀だからなる可能性は、あるかもな。」
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