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これまたえらい大変なことに…
「五十嵐くん?今からで良いかな…」
うわ~。加藤って意外によそよそしいやつなんだな。
笑えるし
「あぁ~、良いよ。それに俺があんたの都合に合わせるしよ。」
「そんなのいけないよ!私の都合に会わせなくて良いよ…」
「なんでだよ!」
「迷惑かけるでしょ?だからダメ!」
意外に自分には厳しいやつなんだな…
加藤って何者?(笑)
「はいはい…とりあえず案内よろしく頼みますよ(笑)」
やっべぇ…無償に笑えるし、こいつおもろいわ
「い~が~ら~し~君!笑うな!」
「はいはい」
「とりあえず先に職員室行きましょ。歩きながら何か話しましょうよ(笑)」
話しながらって何はなせばいいんだよ。俺来たばかりだぞ!分かってんのかよ!
わかってないかもな…。
「なぁ加藤さん、一体何話すの。」
俺は頬をかきながら聞いていた。多少失礼かもだけど、気になるしよ…。
「別に…ただ自己紹介的なのをしてほしいかな。あとは…」
「あとは…」と言われたとたんに、ゴクリと唾を飲み込んだ。多分聞こえただろう。
「どうして、皆とあまり接しないのか…そのこと教えて(笑)」
「マジで…二番目のも言うのか…」
「うん♪」
はぁー。言っても信じてはくれないだろうし…どうしよう。
「五十嵐君!」
「え!」
「何ボケッとしてるの(笑)ここ右が物理室で左が科学室」
「でけぇ…」
そこは、かなり大きい部屋が2つ。しかも物理室の横には何故か生物室が有るじゃねぇか!
「もう気づいたかもだけど、この階は理科専用になってるの。だから理科系の授業の移動教室は、二階よ。」
「あぁ」
つうことは、理科以外は別の階か。
めんどくさ…
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