第二章案内

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これまたえらい大変なことに… 「五十嵐くん?今からで良いかな…」 うわ~。加藤って意外によそよそしいやつなんだな。 笑えるし 「あぁ~、良いよ。それに俺があんたの都合に合わせるしよ。」 「そんなのいけないよ!私の都合に会わせなくて良いよ…」 「なんでだよ!」 「迷惑かけるでしょ?だからダメ!」 意外に自分には厳しいやつなんだな… 加藤って何者?(笑) 「はいはい…とりあえず案内よろしく頼みますよ(笑)」 やっべぇ…無償に笑えるし、こいつおもろいわ 「い~が~ら~し~君!笑うな!」 「はいはい」 「とりあえず先に職員室行きましょ。歩きながら何か話しましょうよ(笑)」 話しながらって何はなせばいいんだよ。俺来たばかりだぞ!分かってんのかよ! わかってないかもな…。 「なぁ加藤さん、一体何話すの。」 俺は頬をかきながら聞いていた。多少失礼かもだけど、気になるしよ…。 「別に…ただ自己紹介的なのをしてほしいかな。あとは…」 「あとは…」と言われたとたんに、ゴクリと唾を飲み込んだ。多分聞こえただろう。 「どうして、皆とあまり接しないのか…そのこと教えて(笑)」 「マジで…二番目のも言うのか…」 「うん♪」 はぁー。言っても信じてはくれないだろうし…どうしよう。 「五十嵐君!」 「え!」 「何ボケッとしてるの(笑)ここ右が物理室で左が科学室」 「でけぇ…」 そこは、かなり大きい部屋が2つ。しかも物理室の横には何故か生物室が有るじゃねぇか! 「もう気づいたかもだけど、この階は理科専用になってるの。だから理科系の授業の移動教室は、二階よ。」 「あぁ」 つうことは、理科以外は別の階か。 めんどくさ…
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