74人が本棚に入れています
本棚に追加
「そぉーだ!!
一緒に来てたお兄さん達5、6人が私のボディーガードだったんだけど…
その内の4人が翠ちゃんにのぼせあがっちゃって大変だったのよ?
さすがモテるわね。」
男にっていうのは飲み込んでくれたけど、悲しくなってきた。
「ところで…これはどういう集まりなんでしょう?
義父さんの会社を継がないので関係ないないのでは?」
すると母さんが僕を見て笑った。
僕は母さんが僕を見て笑ったのが嬉しかった。
だけど、次の言葉で僕は顔をひきつった。
「実はね、貴方をお嫁に出そうとおもうの。
で、その旦那様が旺彌君なのよ。」
は!? 何いってんだ!?
「間違いなら聞き流してね?いつから日本は同性の結婚が認められたのですか?」
フランシスコじゃ同性同士の結婚式はしてるけど…
「結婚と言っても事実婚よ。
翠ちゃんには八雲の養子に入ってもらうわ。
でも養子と言っても実際には関係ないから安心してね?」
安心できね~…
さすがにこれは、会長も嫌だろう!!
「あの!!会長は知ってたんですか?」
僕は会長に聞く。
もう、藁にもすがる思い。
「いや、知らなかった。
今知ったんだ。
すげーこと考えてるよな。」
そういってるわりには顔が笑ってんぞ、エロ会長!!
やっぱこいつはあてになんない!!
_
最初のコメントを投稿しよう!