出会い

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「そぉーだ!! 一緒に来てたお兄さん達5、6人が私のボディーガードだったんだけど… その内の4人が翠ちゃんにのぼせあがっちゃって大変だったのよ? さすがモテるわね。」 男にっていうのは飲み込んでくれたけど、悲しくなってきた。 「ところで…これはどういう集まりなんでしょう? 義父さんの会社を継がないので関係ないないのでは?」 すると母さんが僕を見て笑った。 僕は母さんが僕を見て笑ったのが嬉しかった。 だけど、次の言葉で僕は顔をひきつった。 「実はね、貴方をお嫁に出そうとおもうの。 で、その旦那様が旺彌君なのよ。」 は!? 何いってんだ!? 「間違いなら聞き流してね?いつから日本は同性の結婚が認められたのですか?」 フランシスコじゃ同性同士の結婚式はしてるけど… 「結婚と言っても事実婚よ。 翠ちゃんには八雲の養子に入ってもらうわ。 でも養子と言っても実際には関係ないから安心してね?」 安心できね~… さすがにこれは、会長も嫌だろう!! 「あの!!会長は知ってたんですか?」 僕は会長に聞く。 もう、藁にもすがる思い。 「いや、知らなかった。 今知ったんだ。 すげーこと考えてるよな。」 そういってるわりには顔が笑ってんぞ、エロ会長!! やっぱこいつはあてになんない!! _
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