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「お前、本当にうちの生徒か?」
と言われたので僕は即答でそうですっというと、会長は、僕の顔をまじまじと見た。
「しんじらんねぇなぁ…お前みたいに可愛かったら俺が知らないはずないのになぁ…」
「うっわ、さすがヤリチン会長の発言!!因みに僕は15歳ですけど?」
別に間違ってはいない。
3月生まれだし、学園長の厚意で一年スキップさせてもらった。
まぁ、ここが、私立ならでわだよな。
「そうか。一年生か。ならまだノーマークだな。」
と会長は笑った。
お前とタメだよ。
っと内心思いつつ、間違えたのは向こうだと否定しなかった。
少し、ピリピリした雰囲気を醸し出していると、母が口を開いた。
「仲の良いところ申し訳ないんだけど、冬…翠、座って。落ち着かないわ。」
母さんがいいかけた名前に少し反応し、僕は渋々席についた。
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