始まりは突然で。
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「ふぁぁぁ~」 大きな欠伸をすると、ふと時計を見た。 (もう2時か~) 道理で眠いわけだ。 勝手に閉じてくる瞼を無理矢理こじ開け、さっきまで使っていた筆と用紙を二段目の引き出しに入れる。 (うし、寝よう。) 椅子から立ち上がり、床に散乱している紙屑を蹴りながらベッドに向かった。 と、電気を消すのを忘れていた事に気付き、入り口の方へ戻る。
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