始まりは突然で。

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その時だった。 (((あっ))) スルッと足が滑った。 サーッと顔から血の気が退いていく。 あたしの身体は前方へと倒れて行った。 (うわっうわっ) 咄嗟に手を前に出すが、その手が何かを掴むことは無い。 ゴツッ!!! 暗闇の中に、鈍い音が響いた。
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