恋愛事情。

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奈「進展なさすぎるから 話してみたいんだけど、 美郷もついてきてよっ♪」 「えぇっ!?」 断る間もなく、 しかたなく奈々についていくことに。 「あ、奈々ちんじゃーん!」 フロアのちがう教室に入ると、 1人の男子が奈々に話しかけた。 うわ、なんだかこのひと… 奈「羽太ー! あれっ、綾沢くんはー?」 羽「お前も愛樹目当てかよw 残念だけど、いま保健室いってるわ」 保健室… どこか悪いのかなあ 奈「そっかーぁ… まっ、いいや、あとでまた来る! じゃねー♪」 羽「おー。」 教室をでて、自分たちの教室に戻る。 「奈々、知ってるひと?」 奈「あ、羽太のことー? 同中だったんだー」 「へえー… なんだかあのひと、 私とおなじにおいがする。」 美郷はつい、 最初に思ったことをいってしまった。 奈「なにいってんのー?! あいつは超ギャグでモテない男子だからw」 「そんなこといったらかわいそ… きゃあっ!!!!!!」 足元を見ていなく、 美郷は足をすべらせ階段から落下。 奈「美郷ーーっ??! 大丈夫?!」 奈々が血相をかえてとびつく。 美郷は起き上がり、 「いてて…… あ、大丈夫だいじょ……」 立ち上がった瞬間、 とんでもない痛みが美郷の足を襲う。 奈「ねえ、顔色すごい悪いよ! 肩かすから保健室まで行こ! 次体育だしそんな痛そうで… 出れないでしょ?」 「大丈夫だって、 体育くらい出れる…」 ………………わけない。 本当は肩をかしてもらって、 保健室につれてってもらいたい。 だけどそうすると 奈々が授業に遅れるのは確実。 そんなジレンマとたたかった美郷が 出した結論は。 「1人で行けるから、 体育の先生に伝えといてもらえるっ??」
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