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「あ、あの…
先生どこかしってますか…」
て、なに言ってるんだ私!!!
早く去れ私!!!
でも足が痛くて言うことをきかない。
愛「しらない。
けどそこに座ってれば?」
愛樹は、ソファを指さす。
「あ…失礼します」
やわらかいソファに、
体が吸い込まれる。
足への重みがなくなったぶん、
さっきより楽。
顔は見えないのに、沈黙がつらくて
美郷は話しかけてみた。
「体調でも、悪いんですか……?」
10秒ほどしてから、
愛「ううん。
空見たかっただけ。」
「空って美味しいんですか…?」
言ったあとに、すぐ我にかえる。
「あっ?!?ごめんなさい!
意味わかんないですよね!
ソフトクリームとかみたいな、
雲がおもいうかんで、口が勝手に…」
愛「うん。
でも美味しそうだね、空。」
「えっΣ」
このひと………
スローペースで変わってるなあ…。
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