京都護の悩み

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「京都君」 「はい、何ですか?」 二人っきりの部室。 夕日がもう、沈みそうな時間帯。 夕日のせいなのか、少し先輩の頬は赤みを帯び、とても艶っぽい。 正直、そそる。心臓、ばっくばく。 「あのね、・・・・・・恥ずかしいんだけどね・・・・・・」 ・・・・・・・・・・・・はい? え、何これ?フラグ?何時そんなのたったの!? いやいや、俺としてはすんげぇ嬉しいんですけどね!ヒャッハァ! 「自慰行為って男子はどんな感じでするの?」 「・・・・・・・・・・・・え?」 「だから、男子って―――――」 「繰り替えさんでいいですから、そんなの!」 こんな事を普通に聞く人なのだ。 俺が前に進めない理由、察してくれただろうか。
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