2人が本棚に入れています
本棚に追加
/6ページ
「京都君」
「はい、何ですか?」
二人っきりの部室。
夕日がもう、沈みそうな時間帯。
夕日のせいなのか、少し先輩の頬は赤みを帯び、とても艶っぽい。
正直、そそる。心臓、ばっくばく。
「あのね、・・・・・・恥ずかしいんだけどね・・・・・・」
・・・・・・・・・・・・はい?
え、何これ?フラグ?何時そんなのたったの!?
いやいや、俺としてはすんげぇ嬉しいんですけどね!ヒャッハァ!
「自慰行為って男子はどんな感じでするの?」
「・・・・・・・・・・・・え?」
「だから、男子って―――――」
「繰り替えさんでいいですから、そんなの!」
こんな事を普通に聞く人なのだ。
俺が前に進めない理由、察してくれただろうか。
最初のコメントを投稿しよう!