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「え、TRPGってなに。」 活発そうな少年はそう聞いた。 「簡単に言えば、RPGのゲーム機が要らないやつだよ。」 それに温厚そうな少年は答える。 「祐太、もう少し詳しく説明してくれない。」 落ち着いたというよりは冷静そうな少年は、 温厚そうな彼、祐太に聞いた。 「悪い、悪い。 仁が馬鹿だから、凄く簡単にし過ぎちゃった。」 「人のせいにすんなあああぁぁあ。」 「そうだな。 仁が馬鹿だから仕方ないな。」 「だから、人のせいにすんなってええぇぇぇ。」 「・・・馬鹿なのは否定しないのか。」 どうやら活発そうな少年は、仁という馬鹿ないじられ役らしい。
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